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東京電力福島第一原子力発電所・リプルンふくしま(特定廃棄物埋立処分施設)見学会報告

 
 

東海大学原子力工学会副会長 佐々木政彦

 
 2019年8月27日(火)に東京電力福島第一原子力発電所見学会と就職説明会を、28日(水)にはリプルンふくしまの見学会を行った。

 昨年に続き東京電力福島第一原子力発電所の見学のため、原子力工学科3年生15名、大学院工学研究科応用理化学専攻2名、原子力工学科教授3名そして原子力工学会3名、合計23名でマイクロバスを利用し、新宿から福島県富岡町の東京電力廃炉記念館に行った。

 東京電力廃炉記念館では東日本大震災当時の写真と現在の状況の写真を見ながら説明を受けた。そこから東電の構外移動バスで福島第一原子力発電所に行った。

 東電の構外移動バスを協力企業棟前で降り、会議室で本人確認・概要・ルート・入構案内等説明があり、一時立入許可証の貸与、個人線量計の貸与を受け、構内移動バスで福島第一原子力発電所構内視察を行った。構内では既設・増設ALPS、1~4号機外観確認、凍土遮水壁設備、固体廃棄物焼却設備、免震重要棟等バスから見学した。

 入退域管理棟で身体スクリーニング、個人線量計の返却、一時立入許可証の返却後協力企業棟で質疑応答アンケートおよび東京電力の説明が東海大学OBを含めてあった。

 その後宿舎のホテル蓬人館に行き、就職説明会を開いた。

 就職説明会では株式会社アトックス様および株式会社千代田テクノル様から説明があり、またJAEAの中井様、坂本様、東京電力ホールディング株式会社の小川様に来ていただき話をしていただいた。懇親会ではより詳しい就職や仕事内容の説明をしていただいた。

 翌28日は特定廃棄物の埋立処分事業の情報発信の一環として設置されたリプルンふくしまを見学し、説明を受けた。そして近くの特定廃棄物埋立処分施設での最終処分施設の見学を行った。

 その後東京2020オリンピック聖火リレーの出発地であるJビレッジを見学し、帰途についた。新宿に17時半ころに着き、無事解散した。


以上 報告します。