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ご意見募集「原子力工学科の現状と今後の原子力工学会の在り方について」

  
 
 2022年度に原子力工学科は新たな学生の募集がなくなりました。
学部の再編に伴って2025年3月の学部生の卒業を最後に工学部原子力工学科はなくなります。
 
 今期の原子力工学科の学生在籍数は3年次生が20名、4年次生が38名、大学院工学研究科、応用理化学専攻・原子力工学領域が大学院マスターの1年生、2年生を合わせて19名、合計77名です。
 
 先生方の在籍先は吉田先生、若杉先生、浅沼先生は応用化学科、内海倫明先生は
理系教育センター、亀山高範先生は国際原子力研究所・応用化学科兼務、堺公明先生は機械工学科になります。
 
 今後は、原子力を学びたい学生は大学院の応用理化学専攻原子力工学領域で学ぶことになります。
 
 2025年以降は新たな卒業生がいないので、基本的には原子力工学会会員が増えませんが、大学院で原子力工学領域を学んだ院生が希望すれば、原子力工学会として受け入れることは可能です。
 
 このような状況を鑑みて、今後の原子力工学会の活動を維持、発展させていくために活動の方法など案があれば、皆様からご意見をいただきたいと考えて、建学祭開催時にOBの方々が集まれる場を作り、いくつかのご意見を頂戴しました。
 
 原子力工学会の設立目的は会則に記載されていますように
「会員相互の親睦、交流と併せて母校の発展に寄与する。」ことを目的としています。
 
 現在行っている学生への支援活動としては、今年度は応募学生が少ないため中止になりましたが、東電・福島第一の見学会、そして卒業時に原子力工学科卒業生のうち優秀な学生への「原子力工学会賞」の授与を行っています。
 
 今後は応用化学科で原子力系希望学生を対象に、1F見学会を復活させて、継続
したいと考えています。
 
 今後、本会として活動を継続していくために従来のやり方で良いのか、もっと良いやり方はないのか、会員皆様のご意見を伺いたいと思います。
 
 ご意見をHPのお問い合わせアドレスに投稿していただければ幸いです。

 
原子力工学会事務局メールアドレス:tk-if@tokai-atomic.net
 

なお、11月3日の建学祭時にお集まりいただいたOBからは、下記のようなご意見を頂戴しました。
① 解散も選択肢の一つ。
② 特別講演会と併用して、OB相互の懇親を深めることを主目的として継続する。
③ 懇親会だけではいずれ衰退する。工学会に参加するメリットが欲しい。


以上