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東電1F見学会参加者募集のご案内。

9月1日~2日・東京電力福島第一原子力発電所見学申し込みについて
  

  

 原子力工学会では大学生・院生を対象に9月1日~2日に一泊で東電1Fの現地見学会を計画しています。大型バスでコロナ感染防止対策を施して福島に移動しますが席に若干の余裕があります。見学希望の方は下記の必要事項を記載して工学会連絡アドレスに8月17日(水)お昼12時までに申し込みください。
 
 なお、出発は新宿駅7時集合ですが、現地参加も可能です。申込者には後日、新宿駅の集合場所、または現地参加の場合の集合場所を連絡します。
 
 新宿から乗車するバス代は無料ですが、現地宿泊費等で1万円程度かかります。
 
 

 メールで送信していただく必要事項:

①集合場所の指定:○新宿7時 or ○現地参加
②氏名:住民票記載又は身分証明書記載の氏名(漢字)
③性別:男・女
④フリガナ:
⑤生年月日:(西暦記載)
⑥国籍:
⑦所属:
⑧自宅住所:
⑨自宅連絡先:電話番号
⑩過去の1F見学の有無:初めて or 〇回目
⑪過去に見学された方:直近の訪問時期
⑫身長:〇㎝

⑬靴のサイズ:〇.〇㎝
⑭眼鏡着用の有無:
⑮東電入構証の有無:無、有の場合は番号記載
⑯本人確認用書類の種類:「免許証」、「住民基本台帳カード(写真付き)」、「マイナンバーカード」、「パスポート」のいずれか1点
⑰ICレコーダ持ち込みの有無:あり、なし

 
工学会連絡用メールアドレス:  tk-if@tokai-atomic.net
 


 
飯館村前村長の菅野典雄(かんののりお)氏による講演について
 
 
 令和4年度の総会に伴う講演会は飯館村前村長の菅野典雄(かんののりお)氏による「1F原発事故と飯館村」と題して1F事故時とその後の対応に関して講演頂きます。
 
 菅野前村長は1F事故時に飯館村全村避難の陣頭指揮を執りました。
 
 飯館村は1Fからは30㎞以上離れていますが事故により放射性物資が降り注ぎ2011年4月22日に村全域が計画的避難区域に指定されました。政府が示した避難先は県外に分散して避難する案でしたが菅野村長(当時)は村同士のつながりが切れてしまうことを恐れ2か月かけて村民の9割を福島市に避難させました。放射線によるリスクと暮らしを変えてしまうリスクを考慮した当時の決断やその後の避難により人口がゼロになった村を立て直す難しさなど自治体の責任者として活動した内容について講演頂きます。
 
 実際に1F事故時に自治体責任者として政府と交渉しその後の飯館村の復興に携わった責任者(当時)から直接お話をお聞きできるまたとない機会ですので是非、ご参加ください。
 
菅野典雄氏プロフィール
1946年飯館村で生まれる。
1970年帯広畜産大学卒業
1989年から酪農を営みながら飯館村公民館の嘱託館長を務める。
1996年10月、飯館村村長に当選。
2011年3月1F事故
2020年10月、飯館村村長を退任。