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今年度の代議員会、総会、講演会を8月6日(土)にハイブリッド方式で開催します。

  

 

  東海大学工学部応用理学科原子力工学専攻、原子力工学科、応用理学科エネルギー工学専攻、エネルギー工学科を卒業された皆様および工学研究科応用理学専攻を修了された方へ
 

東海大学原子力工学会会長 千葉 栄幸
 

 東海大学原子力工学会(標記卒業のOB会)からのお知らせです。
 
Covid19新型コロナの感染が未だ収束していないことを鑑み、今年度は対面とwebによる総会、及び講演会を開催することとしました。
 
 講演の仮題は「東京電力1F原発事故と飯館村」として、事故時の対応とその後の対応についてお話を頂きます。
 
 ご参加希望の方は下記のメール宛にお名前、②卒業年度、③Web参加か直接参加(湘南校舎で参加)の区別をお知らせください。Web参加の方は卒業生であることを確認後、web設定情報をお送りいたします。
 
 皆様におかれましては是非総会からご参加ください。
 
 なお代議員の方は総会前に代議員会を開きますので、13時30分からご参加ください。
 
 原子力工学会のホームページは以下のとおりです。過去の情報が掲載されていますので、是非ご確認ください。
 

 
東海大学原子力工学会メールアドレス:  tk-if@tokai-atomic.net
 
東海大学原子力工学会HP:https://tokai-atomic.net/
 


 
飯館村前村長の菅野典雄(かんののりお)氏による講演について
 
 
 令和4年度の総会に伴う講演会は飯館村前村長の菅野典雄(かんののりお)氏による「1F原発事故と飯館村」と題して1F事故時とその後の対応に関して講演頂きます。
 
 菅野前村長は1F事故時に飯館村全村避難の陣頭指揮を執りました。
 
 飯館村は1Fからは30㎞以上離れていますが事故により放射性物資が降り注ぎ2011年4月22日に村全域が計画的避難区域に指定されました。政府が示した避難先は県外に分散して避難する案でしたが菅野村長(当時)は村同士のつながりが切れてしまうことを恐れ2か月かけて村民の9割を福島市に避難させました。放射線によるリスクと暮らしを変えてしまうリスクを考慮した当時の決断やその後の避難により人口がゼロになった村を立て直す難しさなど自治体の責任者として活動した内容について講演頂きます。
 
 実際に1F事故時に自治体責任者として政府と交渉しその後の飯館村の復興に携わった責任者(当時)から直接お話をお聞きできるまたとない機会ですので是非、ご参加ください。
 
菅野典雄氏プロフィール
1946年飯館村で生まれる。
1970年帯広畜産大学卒業
1989年から酪農を営みながら飯館村公民館の嘱託館長を務める。
1996年10月、飯館村村長に当選。
2011年3月1F事故
2020年10月、飯館村村長を退任。