2026年を迎えて
年頭にあたり、新年のご挨拶を申し上げます。
会員の皆様におかれましては、日ごろから同窓会の活動にご協力を賜り、ありがとうございます。
さて、2023年度の原子力発電の電力構成は8.5%でしたが、カーボンニュートラルの実現に向け原子力発電所の再稼働が進んでいます。
今年は東京電力柏崎刈羽原子力発電所が今月の稼働を目指し、2月に営業運転をする計画が発表され、政府の第7次エネルギー基本計画の目標である2040年度の原子力発電比率の目標2割程度に向け徐々に増えてくる現状があります。
一方で現場では世代の交代が進み実際に稼働している原発の作業員、また定期点検に携わった経験者が少なくなっている中、即戦力が求められている現実があります。
また世界でも進んでいる新型原子炉の開発、バックエンドなど原子力に係わる課題は山積しています。
このような中、学生の原子力離れも少しずつ解消される記事も見られるようになっていますが、まだまだ足りていないのが現状です。
原子力産業は皆様ご承知のとおり様々な領域の集まりで、原子力の知識はもとより、電気、機械、化学などの知識を持った学生も必要になります。
昨年政府では内閣府、経済産業省、文部科学省が省庁横断的な組織として「原子力人材育成・強化に係る協議会」が立ち上がりました。
学生に対する企業の支援もよりいっそう必要になっていると考えます。
産学官の連携の充実がこれからの原子力の発展、エネルギー問題の課題解決に必要な条件になっていることを認識しておきたいところでございます。
原子力工学会ではこれからもわが国の現状、大学の現状をOBの方々に伝える活動、学生に対する支援をして行きたいと考えています。
本会は今年も昨年同様、総会、講演会、懇親会を催したいと考えています。
会員の皆様からは日ごろからいろいろなご意見をいただき、大変感謝しております。
これからも、本会の運営、学生の支援について、引き続きご意見を賜りたく、お願い申し上げます。
いただきましたご意見については役員会で丁寧に検討して行く所存でございます。
今後とも、ご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
皆様の健康とご多幸を祈念して挨拶に代えさせていただきます。