実験1棟
実験1棟は外壁が白色で塗装され見違える状況でした。内部は工事中でしたが、地下1階が地上1階となり3階建に変わり、内部にはエレベーターが設置されていました。
この建物は国際原子力研究所の建物となる予定で内装工事を行っています。
建物の地上1階には中央に入り口が設置されていました。元はサプライセンターであった地下1階は放射線分析室と化学実験室1、2となりこの化学実験室は主に浅沼先生がお使いになる予定とのことで室内には色々な機器が運び込まれていました。ある機器には「 浅沼研究室 建学祭終了次第 マジるの!」と張り紙があり、浅沼先生の意気込みが感じられます。
旧1階(2階)は元の横地研究室と中性子発生装置がありましたが、横地研の居室跡はトイレになっていました。また、中性子発生装置(カリフォルニウム実験装置)は撤去されていましたが、管理区域は残り中性子線源を使用した実験は継続して亀山先生が行なっているそうです。中性子発生装置に貼付されていた銘名だけが残されていました。また、この階には国際原子力研究所所長の近藤駿介氏の所長室や所員室が作られ、所長室の前には熱流動実験室があり、院生の方が実験を行っていました。エレベーターホールには高速増殖炉の模型と燃料棒の模型が展示され国際原子力研究所の雰囲気を醸しだしていました。
旧2階(3階)はバックエンド室、原子炉シミュレーター室となり、バックエンド室は主に若杉先生が実験を行うそうです。エレベーターホールにはガラス固化体の模型が展示されています。
実験1棟外観(外壁は白色塗装)
建物内部は三階建てに改装
内部は三階建てに改装(地下1階⇒地上1階)
展示されている高速増殖炉の模型
中性子実験室入口扉
中性子実験室内部(実験装置は撤去済)
カリフォルニウム実験装置銘板
原子炉シミュレーター室(3階)
バックエンド実験室(3階)
化学実験室2(1階)
浅沼先生の意気込み