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大学の状況について

 
 
 6月1日より、職員の勤務は通常体制に戻りましたが、入構制限があり、身分証明書の提示がないと大学に入れません。
 しかし、9月修了の大学院生で条件(徒歩で通学可能など)をクリアした学生には、特別入構許可を出して研究活動を再開し始めました。まだまだ、注意が必要ですが少しずつ活動再開できるように、対策を検討して講じています。
(6月1日付 浅沼先生情報)
 
 5月中旬までの大学の状況は吉田先生からの連絡によれば以下の通りです。
学内は学生の入講が禁止されており、事務方の職員も交代で出勤の少人数体制にて対応しています。原子力の先生方も半数は出勤し、大学にて遠隔授業を実施しています。自宅にて遠隔授業を実施している先生もおり、顔の見えない虚しい授業を行っています。
 
 学内・学科の会議・教室会議もすべてWeb会議システムにて実施されており、開始当初は非常に厄介な状況で、これで本当に学生に対応できるのか心細い状況でした。しかしながら、何回か繰り返し訓練して対応し、顔が見えない(声だけ)だけで、毎回の出席率は(原子力工学科の出席率はほぼ100%)の状況です。海外からの留学生は一時帰国し、海外から遠隔授業に参加している学生もいます。
 
 問題は研究を主体とする大学院生で、この秋に修了・卒業予定の学生においては非常に厳しい状況にあります。もちろん、その学生を指導する教員もですが。
 
 学内の状況は、このようであり、いつ緩和されるのか状況はわかりません。
少なくとも春学期すべては遠隔授業(構内入構禁止)での対応が間違いないと思われます。
 
 このような状況で、学生はアルバイトもできず、OBの中からは寄付金を募って学生支援に動いていることも風の便りに聞こえ、工学会ではそのような動きは無いのかとの問い合わせもありました。